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神の王国の福音
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主イエスが、「幸いなるかな、貧しき者よ、神の国は汝らのものなり。」と言われた時、その「貧しき」の意味は経済的な意味だけではなく、マタイが付加した霊的な意味など様々なことが込められていたと思います。
主イエスが招かれた「罪人」とは具体的には、当時のユダヤ教律法主義のもとで、その存在を軽んじられていた人々です。現代においては社会的価値基準によって「落ちこぼれ」とか「負け組」とか「ダメ人間」とか「クズ」とか「キモイ」とかいった負のレッテルを貼られ、いじめを受けている人々です。日々、優劣比較の人間関係の場に生きている私たちにとっては、一般的には、他人に軽んじられないための楯のようなものを持っていなくてはならないわけで、他人に自慢できるようなこの世の価値をほとんど持たない者、誇れるものを持たず劣等感に苛まれている人々はまさに「貧しき者」です。そのような人々が「幸い」であるということの意味は、それだけ神の国を必要とするからです。社会の人間評価とは別の真の評価を切実に希求するからです。その意味において「神の国は汝らのものなり」といわれる。あとは本人が信仰を与えられているかどうかです。
現代社会における「貧者」や「罪人」は、優勝劣敗の競争社会の中で劣位に立たされることが多くて難儀している「私たち」のことです。必ずしも特定のマイノリティーとか「被差別者」とは限らないのです。


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タイトル 日 時
3.神の国は近づいた
「ヨハネの囚はれし後、イエス、ガリラヤに到り、神の福音を宣伝へて言ひ給ふ、『時は満てり、神の国は近づけり、汝ら悔い改めて福音を信ぜよ』」(マルコ1:14〜15) ...続きを見る

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2010/07/04 18:42
2. 無条件の福音
長いですが参考のため、青野太潮著『どう読むか、聖書』(朝日選書)から引用します。 ...続きを見る

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2010/07/03 21:01
1. 天の宝
<優劣比較の現実> 現実社会は優劣比較の競争社会です。その中で私たちは人生を歩んでいます。対人関係においては、優位に立つことが多い者と劣位に立たされることの多い者とに分かれてきます。 その優劣は何で決まるかといえば、世間の価値観によります。他人に優越できる価値とは一般に資産、所得、容姿(および健康)、学歴、資格、家族などです。要するに何を所有しているかが問題なのです。その所有に応じて優劣が決まってきます。劣位に立たされるというのは具体的には「バカにされる」ということです。<いいじゃないか... ...続きを見る

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2010/07/03 00:27

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