アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
小田切信男氏のキリスト論
ブログ紹介
画像
故・小田切信男氏のキリスト論(福音論)を伝えるブログです。
<キリスト教においてはイエス・キリスト御自身は神ではなく、神といえば必ずイエス・キリストの父なる神なのであります。
私共は初代のキリスト教徒達が神々の思想及び信仰の渦巻く異教の世界に福音を宣教するに当って「新しい神」「子なる神」としてイエス・キリストを伝えなかったことを深く考えてみなければならないと思います。(中略)二十世紀の中葉を過ぎた今日、聖書にはない安易な教義の中に安住して初代キリスト教徒達の深い体験とその宣教の真実さをうち忘れてはならないのであります。(中略)イエス・キリストの人格についての問に対する答は「神」とか「人」とかと答うべきではなく、ただ「神の子」と答うるのが聖書に基づく答であります。「神の子」は先在においても、受肉しても、死して甦って昇天しても、常に「神の子」と呼ばれて充分でありまして、それが聖書の語るイエス・キリストなのであります。>(小田切信男著『キリストは神か(聖書のイエス・キリスト)− 北森嘉蔵教授との討議を兼ねて− 』〔待晨堂書店〕p13〜15)

help RSS ブログ 新着記事

タイトル 日 時
はじめに
《故・小田切信男氏の召天日6月13日に向けて改訂。当ブログでの小田切福音論についての研究内容は随時、更新中。》 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/05/23 03:25
小田切氏の福音論概観 1
●「平信徒」の伝道者として アメリカの神学者、カール・マイケルソンは、講義のため日本に滞在中に見聞したことを踏まえて、欧米人に対して日本の神学を紹介した『キリスト教神学への日本の貢献』という著書の中で北森嘉蔵氏と小田切信男氏との論争に言及し、北森氏は「一人の平信徒と極めて危険な神学論争を行なった」と述べています(『キリスト論・ドイツの旅』p218、『神学と医療との間』p310参照)。 「平信徒」という表現は今日では不適切であるとして使われませんが、当時はキリスト教界内でも常用されていたようで... ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/14 23:59
小田切氏の福音論概観 2
(「●キリストを神と呼ぶ聖句をめぐって」の続き) 『福音論争とキリスト論』の第九章に掲げられている「問題の聖句」には含まれてはおりませんが、ヨハネ伝20:28の使徒トマスの言葉「わが主よ、わが神よ」についてはいくつかの解釈を述べておられます。第1に、「わが神」は冠詞(ホ)付きで記されていることとユダヤ人の慣習を根拠として、キリストに向けられた「わが主」とは分離されるべき天の父なる神に向けての感謝の祈りであるということです(『キリスト論・ドイツの旅』p154〜155、179参照)。しかし、これを... ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/14 22:00
小田切氏の福音論概観 3
●小田切氏と無教会 小田切氏のことを無教会派の信徒と誤解する向きもありますが、小田切氏は無教会の陣営には属さず、札幌独立キリスト教会の会員であられました(『キリスト論・ドイツの旅』p264)。たしかに小田切氏は無教会主義の流れに育ったとか無教会主義に最も近い境遇に、長く身をおいていたと述べておられ(『キリスト論・ドイツの旅』p302〜303参照)、所属する札幌独立キリスト教会の設立には無教会の創始者である内村鑑三氏も尽力され会員になられたとのことですが(同、p291〜292参照)、小田切氏ご... ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/14 21:49
小田切氏の福音論概観 4
●「仲保者宗教」としてのキリスト教 単純に、「キリスト」教だからキリスト論が重要であるとも言えますが、キリスト教の「キリスト」は教祖をでもなければ「神」でもありません。小田切福音論に於いてもキリストは信仰対象であり礼拝対象でありますが、キリスト教はユダヤ教から受け継がれた唯一神教であり、<キリスト教こそはある意味で仲保者宗教といわれるべきでありまして、神へはキリストを媒介にしなければなりません。そして聖書の神はあくまでも唯一の神であって、「主イエス・キリストの父なる神」であります。>(『福音論... ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/14 20:46
小田切氏の福音論概観 5
●異教と犠性の美化 小田切氏の福音論・キリスト論から提起される問題は、多神教の地である異教国日本に生きるキリスト者にとって切実な内容です。小田切氏のキリスト論はひとことで言えば「十字架の福音から見たキリスト論」であり、小田切氏は、<「キリストを神とする」ことが「聖書にもとづいてなされる」というのであれば、これはたしかに問題であります。なぜなら、そこには、聖者を「神」に祭るという異教の神、日本的神があっても、聖書本来の神はないからであります。>と指摘され、<贖罪宗教としての十字架の福音を徹底的に... ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/13 20:15
小田切信男氏の経歴
1909(明治42)年9月29日 北海道の釧路で誕生されました。お父上の栄三郎氏は林野局の技士であられ、北海道大学の前身でありクラーク博士で有名な札幌農学校で新渡戸稲造や内村鑑三と同じ二期生として卒業した宮部金吾氏(植物学者)のもとで学んだキリスト者でした。栄三郎氏の父君(信男先生の祖父)は津軽藩の支藩であった黒石藩の城代家老だったそうです。 1920(大正9)年、御一家は札幌市に転住され、小田切氏は宮部氏が創立した札幌独立キリスト教会に所属していた御両親に導かれて日曜学校に通われました。 ... ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/13 00:08
キリストは神か (第一章)
第一章 序 文――この論争の由来―― ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/12 19:08
キリストは神か (第二章)
第二章 歴史の人「イエス・キリスト」 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/11 00:44
キリストは神か (第三章)
第三章 復活の主「イエス・キリスト」 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/10 00:46
キリストは神か (第四章)
第四章 イエスの語る「イエス・キリスト」 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/09 00:49
キリストは神か (第五章)
第五章 「神の子」の受肉と受肉した「神の子」 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/08 00:51
キリストは神か (第六章)
第六章 「北森教授のキリスト論」 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/07 01:00
キリストは神か (第七章)
第七章 福音を危くする三位一体論と     三位の一体性を破る福音 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/06 01:04
キリストは神か (第八章)
第八章 死人・屍体・万有の福音 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/05 01:18
キリストは神か (第九章)
第九章 問題の聖句について ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/04 18:05
キリストは神か (あとがき)
あとがき ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/03 18:27
参考資料 「キリストは神か」を読みて (北森嘉蔵)
『キリストは神か』を読みて ― 小田切氏の所説をめぐつて(承前) ―   北森嘉蔵 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2012/02/02 01:29

月別リンク

にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教 リベラル派へ
にほんブログ村
小田切信男氏のキリスト論/BIGLOBEウェブリブログ
[ ]